大塚陽子の自然生活流、煮豚のつくりかた
香草やスパイスはこれでないといけない!というルールは無く、むしろあるものを利用しましょう。
先ず、肉に塩を軽くふり、フライパンで焦げ目を付け、
今日はレモングラスがワサワサ育っているのでそれを煎じたもので別の鍋で茹でています。
生姜、カルダモン、ローレル、スターアニスなどを入れますが、これもお好みです。
スパイスの複数使いは味を深めますよ!
ここで重要なポイント
沸騰させない❗高くても80度以下でゆっくり時間をかけ、上がり過ぎに注意。
中まで火が通ると煮汁の中に醤油、ミリン、酒、砂糖を同量の割合で入れその上ハチミツも良いですね。または焼肉のたれやオイスターソースなどを利用するのも良いですね。甘味などお好みで調整し一度火を入れる。
その時も沸騰手前で。
その後ゆっくりと冷却し、1日以上浸けて出来上がり。
要は沸騰させず、味を染み込ませる方法です。
たんぱく質は温度や調味料での浸透圧で固くなるので染み込みやすい濃度でたっぷり染み込ませると軟らかでジューシーな煮豚になります。
レモングラスの煎剤をつかましたがそのまま入れておいて大丈夫ですが長くそのままだと渋みがでます。ローレルもそうですね。
緑茶の煎剤でも豚肉の臭みを取ります。緑茶はタンニンが強いので入れっぱなしはNGです。
植物の成分を知っていればレシピ通りではなく、なぜそれを使うのか?考え、応用して色々使えます。
おうちでハーブが育っているけどあまり使わない❗なんて聞きます。
植物も知識も使わなくてはもったいない!
メディカルハーブの受講は生活にとても役立つ学びなのです。
0コメント